なぜ名古屋の地を選んだのか
1922年(大正11年)、富山、石川、福井、愛知、岐阜の5県を束ねる名古屋教区が日本の教会管区に新たに設置され、ライネルス師が初代教区長となった時、男子のための中学校の創立が教区創立の主な理由の1つでした。
ライネルス師は、80万人を超え、なお成長している人口と、活気ある港と産業基地を持つ商業・交通の中心地という位置から、名古屋が最も望ましい学校創立の場所と考えました。
その中でも「静かな環境の中で真理を伝えたい」との念願から、都心から離れた八事丘陵地に校地を取得したのです。
[写真]現在の聖霊病院付近から南山学園を遠望
