採用情報 専任事務職員事務職員インタビュー

南山大学 教育・研究事務部 情報センター事務室 Oさん/2022年入職(新卒採用)
社会学部 卒
2022年4月 入職(新卒採用)
2022年4月~現在 教育・研究事務部 情報センター事務室

現在担当している業務について教えてください。

情報センター事務室の主な業務は、組織内のITインフラ・情報機器の整備や、システムの管理・運用です。「システムの運用」をもう少しかみ砕いて説明すると、「利用者がシステムを支障なく使える状態を維持し、万が一問題が生じた際は、原因の特定・復旧作業などの対応を適切に行う業務」という意味になります。
私自身は、入試担当として入試システムの運用を行うだけでなく、実際に入試システムを使用して志願者登録から合否処理に至るまでの各種処理も担当しています。
入試の制度や運営は、毎年何らかの変更が生じるため、その内容を正しく把握し、システムへ的確に反映させることが求められます。また、入試の処理は決してミスが許されない重要な業務であることから、システムのテスト作業を入念に行い、正確かつ安定した運用に努めています。

入職後に身についたスキルはありますか?

入職後の実務を通じて、システムやデータベースの構造に対する理解を深めてきました。業務ではプログラミングに触れる機会があり、簡単な業務支援ツールや処理の自動化スクリプトを自作することも多いです。
さらに、プロジェクトの進め方やドキュメント管理といった、さまざまな課室で活かせる汎用的なスキルも身につきました。
具体的には、タスクの優先順位付けや進捗状況の共有、関係者との調整といった経験を重ねる中で、段取り力や情報整理力が向上しました。
文系学部出身のため、当初は専門用語や技術面で戸惑うことばかりでしたが、日々の業務から多くの刺激を受けており、現在は情報センター事務室に配属されて本当に良かったと感じています。

今の仕事の面白さと難しさを教えてください。

今の仕事の面白さは、自分が身につけたスキルを活かして、業務の効率化や改善に積極的に取り組める環境があることです。たとえば、プログラミングやデータベースの知識を活用して、時間がかかっていた業務を効率化しつつ正確性を高めたり、既存のツールをより使いやすく改良したりして、自らの工夫で仕事のやり方を変える余地があります。また、提案や改善に対して前向きに受け止めてもらえる雰囲気があり、上司からのサポートも手厚いため、安心してチャレンジできる点も大きな魅力です。
一方で、業務によっては既存のルールを簡単に変更できない場合や、関係部署との調整が必要な場合もあり、自分の考えを形にするには周囲の理解を得ることが不可欠です。その点に難しさを感じることもあります。

仕事とプライベートの両立はできていますか?

はい。繁忙期には残業が増えることもありますが、普段の業務ではタスクの優先順位付けや進捗状況の共有を徹底することで、時間に余裕を持って対応できていると感じます。定時が17:00と早いことや、夏季・冬季にまとまった長期休暇があるなど、プライベートの時間を長く確保できる点が大変気に入っています。
また、男性の育児休業も取得しやすい環境だと感じています。最近は国の制度も充実しており、最大4回に分けて育休を取得できるため、家庭や業務の状況に合わせて柔軟に休暇を取得可能です。私自身も実際に3回に分けて育休を取得し、仕事と育児の両立ができました。

最後に、応募を検討中の方へ一言メッセージをお願いします。

事務職員といっても様々な課室が存在し、その業務も多岐にわたります。時には、自分が思いもよらない業務を任されることもあるかもしれません。だからこそ、そうした状況を前向きに捉え、楽しく学び続けられる姿勢が大切だと感じています。そんな姿勢を持った方と一緒に働けることを楽しみにしています。

記事の内容や所属等は取材時点(2025年7月)のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。