採用情報 専任事務職員事務職員インタビュー

南山大学 学長室 Tさん/2018年入職(経験者採用)
総合政策学部 卒
2018年1月 入職(経験者採用)
2018年1月~2021年10月 学務部 キャリア支援室(2021年4月よりキャリア支援課)
2021年11月~現在 学長室

現在担当している業務について教えてください。

学長室には「政策秘書係」と「広報・募金課」があり、関係者と連携しながら、大学執行部のサポートや広報活動などを行っています。南山大学「人間の尊厳賞」をはじめ、学長室が主催し学外の方をお招きするイベントもあり、開催当日は学長室のメンバーが一丸となって運営にあたります。
私が所属する政策秘書係では、学長室が事務局を担う会議・委員会の運営、教員人事に関する業務、学長秘書業務など、多岐にわたる業務を担当しています。現在は主に、会議運営のサポート、個人情報保護委員会関連の業務、新任用教育職員研修会の運営などに携わっています。大学の意思決定に関わる重要な会議が円滑に進むよう、的確な運営を通じて日々支えることを心がけています。

入職の決め手となったポイントは何でしたか?

前職では、入社1年目の社員と関わる機会が多く、初めて社会に出た彼らがさまざまな経験を通じて頼もしく成長していく姿に大きなやりがいを感じていました。一方で、仕事に向き合う中で悩みを抱える場面もあり、相談に乗ることはできてもすぐに力になれないことに、もどかしさを覚えることもありました。そこで、就職前の大学生活の段階から支援することで悩みや課題を未然に防げるのではないかと考え、学生支援の分野に興味を持ちました。さらに、自身の学生時代にキャリア支援課の方に親身に相談に乗っていただいた経験から、母校である南山学園で学生支援に携わることに大きな魅力を感じ、入職を決意しました。

大学職員の仕事の面白さと難しさを教えてください。

大学には幅広い業務があり、学生、教職員、保護者、高校生や受験生、さらには地域の方々などさまざまな立場の方と関わる機会があります。そうした多様な方々と接する中で、大学を取り巻く環境を多角的に捉えることができ、広い視野で物事を俯瞰する機会が得られる点に、この仕事の面白さを感じています。
一方で、業務の幅が広いからこそ、知らないことにも多く直面します。知識や経験が追いつかず、戸惑う場面も少なくありません。それでも、新たに学ぶ機会を前向きに受け止め、日々成長していけるよう意識しています。大学職員としての仕事は、常に学びがあり、自分自身もアップデートし続けることが求められる、奥深い仕事だと感じています。

仕事とプライベートの両立はできていますか?

現在は育児短時間勤務制度を利用し、9時に出勤して16時に退勤しています。
これまでよりも限られた時間で業務を進めていくため、スケジュール管理には特に気を配るようにしています。それでも、子どもの体調不良などで出勤できず、予定通りに業務が進まないことも少なくありません。そうしたときには、周囲の方々のご理解とご協力に支えられながら、業務を進めています。
退勤後は家族のために食事の用意をし、一緒に食卓を囲む時間を大切にしています。特別なことではありませんが、日々家族と過ごせる時間があることに、幸せを感じています。
子育てをしながらも仕事をあきらめずに続けられる環境があることに、心から感謝しています。

最後に、応募を検討中の方へ一言メッセージをお願いします。

新卒で民間企業に就職し、異なる業界で経験を積んだ後、南山学園に転職しました。不安もありましたが、「後悔のないように挑戦したい」と転職を決意し、今は大きなやりがいを感じながら仕事に取り組んでいます。
南山学園での業務は多岐にわたります。ご興味をお持ちであれば、どのような業務があるのかぜひ関心を向けてみてください。
皆さまが後悔のない選択をされることを心より応援しています。

記事の内容や所属等は取材時点(2025年7月)のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。