2022_Hominis_Dignitati
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南山の国際性に託された国際教育1979年に一般生の中での受入枠ではない「帰国子女特別学級」を設置し、1981年に国際部として学園内一単位校の形ができあがりました。そしてその実績評価と社会のニーズの高まりによって生じた生徒数増大に応じるために、1993年には現在の南山国際高等学校・中学校として、独立開校しました。これまでの発展は、南山が有するその国際性に社会が期待を寄せていることを証するものといえます。福者ヨハネ23世教皇の「地上に平和を」という訴えは、多くの人々に感動を与えました。しかし、世界では今なお争いが続き、一つの社会の中でも不正が行われ、いがみ合いが絶えません。地上の平和を実現するには、一人ひとりが人間の尊厳のために一層の努力を傾けることが必要です。ことに南山国際高等学校・中学校の生徒は、全員が、いろいろな国の生活を体験しています。皆の間に違いがあるからこそ、友情と努力は一層大切なのです。世界から南山国際へ。世界へ羽ばたくために!南山国際高等学校・中学校Nanzan Kokusai High School is a school with a special purpose: to educate overseas returnees and children of international families. Like all Nanzan schools, we are a school based on a Christian philosophy of education with the motto “For Human Dignity.” We aim to help students correctly understand their own human dignity as individuals in order to appreciate the dignity of others. We value especially the intercultural experiences of our students and their families.まなびの特徴国際校の教育帰国生徒と外国人生徒を受入れ、海外での経験によって培われた長所や特質を伸長し、「人間の尊厳のために」という南山学園の教育理念に基づいて、高度な語学カ・情報処理能力を身につけ、それを活かして社会貢献を果たそうという意識を持つ人材を多く世に送り出しています。これからも、生徒の個性を尊重しながら、国際社会のリーダーとして活躍し、世界平和のために尽くすことのできる若者を育てていきます。個性を伸ばす…国際社会のリーダーとして世界が家族、南山ファミリーからかけがえのない友との出逢い。山田 利彦第4代校長多種多様な環境で培われた個性をお互いが尊重し、高めあうことができる環境づくりを意識しています。真の「国際性」を実生活、実体験のうちに学べる南山国際の評価は、生徒一人一人の表情からご確認いただけると思います。– 27 –Nanzan Kokusai Junior & Senior High School04南山大学南山高等学校・中学校男子部南山高等学校・中学校女子部南山国際高等学校・中学校聖霊高等学校・中学校聖園女学院高等学校・中学校南山大学附属小学校聖園女学院附属聖園幼稚園聖園女学院附属聖園マリア幼稚園

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