南山アーカイブズ 見学・参加 企画展

第2回企画展「五軒家町キャンパスの構想」(2017年10月2日~2018年7月31日開催)

2017.10.02

 1932年、南山中学校(旧制)の本館として建設された校舎(現ライネルス館)は、戦後、南山学園の発展にともない、校舎の利用主体が変わっていきます。

1946年9月、専門学校令に基づく高等教育機関として南山外国語専門学校(1947年には名古屋外国語専門学校に改称し)が設置されると、まずこの外国語専門学校の校舎となります。

1947年3月31日、教育基本法・学校教育法が公布され、翌日から施行されます。これにより、学制改革が実施されます。高等教育機関である大学は、1949年度の発足を目指して準備が進められ、南山学園でも名古屋外国語専門学校を前身校として南山大学の設置が計画されます。

南山大学は予定通り1949年4月1日付けで開学し、文学部英文科・仏文科・独文化・中国文学科からなる1学部4学科でスタートします。ライネルス館は、南山大学の開学にともない、大学の施設となりますが、1951年3月の名古屋外国語専門学校の閉校まで、校舎を共有します。

このように、ライネルス館はその時々の南山学園のフラッグシップとして、五軒家町キャンパスの中心にありました。

 この展示では、ライネルス館を中心に施設が整えられてきた南山学園の五軒家町でのかつての姿を回顧していきたいと思います。



第2回企画展チラシ

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