常設展示

南山大学外国人留学生別科と南山大学生の留学

外国人留学生別科の設置

1974年、南山大学創立25周年記念国際化プロジェクトのひとつとして外国人留学生別科(別科)が設置された。これは、海外での日本研究の基礎となる日本語教育を留学生対象に行なうものであった。構想の段階から使用された日本研究センターの名称は、設置後も別称として使用されている。

別科は、日本語学習レベルに対応したクラス編成で、半年または1年という短期の集中教育を特色とする。また、ホームスティにより、日常的に日本文化を体験する。

国際化プロジェクトによる新棟落成披露

南山大学生の留学促進

別科の設置を契機として、南山大学生の留学に関する交換協定が、南山大学と海外の大学との間に結ばれるようになった。

別科授業

1988年度から経営学部に導入された国際経営プログラムでは、3年生後期から1年間の留学を組み込むカリキュラムが設定された。1999年には、国際教育センターが設置され、学生の留学を促進する整備が図られた。

別科学生の日本文化体験

日本語教育

1984年、別科開設10年を記念して日本語教育国際シンポジウム「転換期における日本語教育―その教授法と教材」が開催され、増加する日本語学習者に対する教育方法が議論された。

1988年、外国語学部日本語学科が設置され、完成年度を迎える1992年には、外国語学研究科日本語教育専攻が設置された。

日本語教育国際シンポジウム