南山アーカイブズ 刊行物 南山学園史料集

『南山学園史料集9 南山学園のレーモンド建築』(下)

2014.03.19

編集: 南山大学史料室、発行: 南山学園 2014年3月19日


目次

1 南山大学(名古屋キャンパス)

総合計画・全体像・図面/大学会館/本部棟(総合受付・正門を含む)/第1研究室棟・図書館/G30/G棟・F棟・H棟/体育館・クラブハウス/K棟・M棟/その後…/構内図

2 回想

北澤興一「南山大学の設計に於ける「建築家アントニン・レーモンド」」/土屋重文「人生の師・レーモンドさんとの出会い…」

3 概要

永井英治「南山大学・キャンパス・小史」

4 解説

濱田琢司「レーモンド建築における「日本的なもの」と南山大学」/伊藤真司「南山大学の家具デザイン」/永井英治「南山大学のレーモンド建築をめぐる言説の脱構築にむけて」

5 年表

6 掲載写真一覧

本史料集は、アントニン・レーモンドが基本設計を行なった南山大学名古屋キャンパスの建築を、図面を交えつつ、写真によって紹介したものである。おもな収録対象は、レーモンドの全体計画に基づき、1964年に竣工した建築群と1967年に竣工した体育館、離日前のレーモンドの設計によるK棟・M棟である。

1965年、南山大学の設計によりレーモンドが日本建築学会賞を受けたように、南山大学名古屋キャンパスは、個々の建物はもとより、キャンパス計画の全体像が評価され、今日でも関心を持たれている。

限られた紙面からではあるが、本史料集から、レーモンド建築の魅力を感得していただければ幸いである。

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