2020_Hominis_Dignitati
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08INTELLECTUAL UNDERSTANDING AND SEVERE INTELLECTUAL PRACTICE | NANZAN SCHOOL CORPORATION知的理解と厳しい知的訓練EDUCATIONAL PHILOSOPHY教育理念の実践南山学園では、技術的習熟よりも知的理解を基本とし、その能力を養うため厳しい知的訓練を行います。厳密で正確な思考や明晰で偏らぬ判断をする能力は、厳しい知的訓練を経て初めて身につきます。学校教育における教科や授業科目の多くは、経験や知識に対して将来の知的理解を可能にする力を養うことを目的とし、自由で創造的な思索の基盤をつくりあげます。アクティブラーニングを採用した授業タブレットPCを使った授業の様子最新の学びと変わらぬ智恵を結びつけて男子部では、特別教室すべてに電子黒板を設置しているほか、普通教室にも移動式電子黒板を備え、PCと結びつけて授業を展開することが可能です。これにより、生徒たちの理解が速く、深くなりました。また、持ち運び可能なタブレットPCもクラス人数分用意してあるので、これを使ってさまざまな疑問をその場で解決していく形の授業を展開することもあります。写真は中学一年生の理科の授業。校内の植物の様子を記録しています。南山高等学校・中学校 男子部Nanzan Boys' Junior & Senior High School個の力を伸ばし、世界の力を創造するプログラム英語のみで授業を行う「国際科目群」やアクティブラーニングを採用した科目など、高度な外国語運用能力だけでなく、異文化や社会に対する理解力と常識にとらわれない思考力をもつ真の国際人養成のための環境が整っています。南山大学Nanzan University輪になり、一緒にダンスをしている様子聖園マリア幼稚園では、聖園女学院高校の家庭科の時間に高校生を訪問しています。少人数のグループごとに1時限の中で「静の時間」に読み聞かせや簡単な制作をし、「動の時間」にゲームや作った玩具で楽しみ体を使って遊んだ後は、全員で歌や体操をして高校生と園児が気持ちを一つにします。年齢の離れた高校1年生との関わりは、短い時間の中で優しさを感じ互いに心を通わせる貴重な時間となっています。聖園女学院高等学校・中学校Misono Jogakuin Junior & Senior High School聖園女学院附属聖園マリア幼稚園Misono Maria Kindergarten年齢を超えた関わりの中で触れる心の交流学園内連携

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