2020_Hominis_Dignitati
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07NANZAN SCHOOL CORPORATION | CULTIVATING RELIGIOUSNESSかんよう宗教性の涵養EDUCATIONAL PHILOSOPHY教育理念の実践南山学園では、宗教性の涵養について二つの課題を区別しています。一つは、キリスト教、仏教などを問わず、生かされていることへの感謝、という基本的な宗教心を育むことです。また、世界の主だった宗教についての基本的な知識を教えることがもう一つの課題です。将来世界のどこへ行こうとも、その地域に住む人々との相互理解に貢献できるようになります。入学式感謝祭ライネルス師のお墓に献花学園創立者への畏敬を通して、教育理念を再認識する毎年、高校1年生が多治見修道院墓地を表敬訪問します。多治見教会大聖堂にて学園の創立から現在までの歴史を学び、学園創立者ヨゼフ・ライネルス師と神言会士への慰霊を通して志を新たにし、これからの学園生活を有意義に過ごす決意を固める大切な時間としています。南山国際高等学校・中学校Nanzan Kokusai Junior & Senior High School宗教行事を通してカトリック精神を学ぶ女子部に入学した生徒が、キリスト教と初めて関わりをもつのが、南山教会で行われる入学式感謝祭です。卒業までの6年間、自分の成長を支えてもらう方々に感謝を込めて祈り、充実した学校生活を過ごすことができるように誓いを立てます。また、中学2年生を対象とした大津教会で行われる静修会や、南山教会で行われるクリスマス聖式などの宗教行事を通し、自己を肯定し他者を認め合う「愛」に根ざした心を育んでいきます。南山高等・中学校 女子部Nanzan Girls' Junior & Senior High Schoolブラスバンド部による演奏会南山大学附属小学校の子どもたちがいろいろなことに興味を抱き、それを深める経験をし、さらに中学・高校の学びにつなげていけるように、連携を強めています。写真は男子部ブラスバンド部による小学校での演奏会の様子です。「いろいろな楽器の音を聞こう」という授業のお手伝いをしています。南山高等学校・中学校 男子部Nanzan Boys' Junior & Senior High School南山大学附属小学校Nanzan Primary Schoolいろいろなことに興味を持ち、それが中等教育につながるように学園内連携

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